100km完走を先に成し遂げたのは、氷龍さんだった。
所要時間は8時間11分。
「100kmエントリーは無謀だったかな?」なんて言っていた時もあったが、見事な完走だ。
インタビューに捕まって質問責めになっている姿もしっかりと撮影。
完走証と記念品をもらって宿へ戻って行った。
残るは副会長、あと2周。そして100km完走。
所要時間は9時間20分。
これまたインタビューに捕まって質問責め。
完走証にはしっかりと100km完走の文字。
素晴らしい記録である。
宿に戻る途中、サービスポイントで配られていた餃子スープを発見!
水餃子と聞くと宇都宮遠征でもろくも玉砕した昔のエピソードを思い出す。
しっかりと食べて行く。
完走直後の副会長にとっては相当おいしく感じたことだろう。
氷点下に戻った寒空のもと、暖かい食べ物は心にしみる。
宿に戻ってくつろいでいると、あっと言う間に薄暗くなってきた。
もうすぐ6時。
窓越しに見えるコースでは、リンク整備の車が動き回っている。
我々のビッグレースは終わったが、明日もまだ競技はある。
明日はきっと、もっと良い氷になるに違いない。
次回こそは噂の25km周回コースが実現して欲しい。
夜はお待ちかねのビッグパーティー。
ビッグバンドによるジャズの生演奏と「ビッグ」なことだらけ。
みやげ物屋のはしごもして、一晩明ければ出発は朝8時という早さ。
3日目はほとんど何もできない。
昨日の今頃はビデオを撮りまくってみんな滑りまくって...。
せめて昼くらいまではゆっくりして行きたかった。
少し遅れて空港行きのバスが到着。
空港でもおみやげ屋を巡り、ソルトレーク五輪ショートトラックの中継を見ているうちに飛行機が到着。
機内でコンソメスープが出たので飲み比べ。
大会で飲んだものの方が断然おいしく感じた。
羽田で解散、帰宅の途に着く。
行きの時と同じく、帰りも電車の中で爆睡しながら帰ったのだった。
今回はここまで。